カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

2020年1月~3月に遊んだゲームをざっくりレビュー

遊ぶ数もめっきり減ってしまったので今年からは四半期に1回のペースで。

雑ですが点数は大体こんなノリです
10.0:神ゲー
9.0:かなり好き
8.0:好き
7.0~6.0:良い点も難点もあり
6.0~4.0:好きな人は好きかもね
4.0~2.0:看過できない難点あり
2.0~0.0:論外

  • Iconoclasts
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:アクション
    評価:なし
    凝ったドットグラフィック、滑らかなアクションなど丁寧な作りが好印象のメトロイドヴァニア
    なのだけど、このジャンルに正直やや飽きてきてしまっていて、途中までしか遊べてないので評価はなし。
    強いて言うならちょっとキャラのセリフに説明臭さや回りくどさを感じるので、この手のゲームはやはりローカライズの巧拙がとても色濃く出るなあという印象。 http://dangenentertainment.co.jp/games/iconoclastsdangenentertainment.co.jp

  • グノーシア
    プラットフォーム:PSVita
    ジャンル:アドベンチャー
    評価:6.0/10.0
    人狼システム×ループものをベースにしたアドベンチャー
    CPU相手の人狼をひたすら繰り返す中で、キャラとの会話や組み合わせによって物語が展開、謎を紐解いていく。
    物語は正直なるほどね~と感じた程度。この物語が人狼システムベースで綴られることにどーーーーしても納得感を得られなかったけど、世界観とゲームシステムのマッチングみたいな細かいこと気にせず、且つ人狼という遊びに固定観念がまだない人ならそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。
    リアルでのメタ要素も含んだ人狼や、思考と論理構築のスピード感がモノを言うWEB人狼の面白さなんかを充分に知っている人は「人狼」に期待して遊ぶと壮絶な肩透かしを食らうので、別物と割り切れるなら。 d-mebius.com

  • Detroit : Become Human
    プラットフォーム:PS4
    ジャンル:アドベンチャー
    評価:7.0/10.0
    人の仕事を数多く引き受けるようになったアンドロイドの反乱を描く近未来アドベンチャー
    かなり力の入ったリアルグラフィック、そして主人公が3人のアンドロイドであることとリンクした操作体系やゲームシステムは圧巻。
    テーマも物凄く好きなのだけど、「映画のような体験」をさせる方向に振り切ってしまっているのが大きな難点。分岐要素がかなり多いにも関わらずフローチャート中で選んでやり直せる箇所は少なく、フラグ変更のために過去エピソードに遡った際もスキップ周りの機能はまるでなしと、アドベンチャーゲームとしてのリプレイ性は壊滅的。
    たっぷり時間があって海外ドラマなんかが好きな人はハマりそう。 www.jp.playstation.com

  • KATANA ZERO
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:アクション
    評価:8.0/10.0
    時間の流れを遅くする能力を持つ殺し屋を操作しミッションをこなすアクション。
    斬撃と投擲を使って大勢の敵をザクザク倒す爽快感重視な感じ。ヒットストップの演出がかなり作り込まれていて触っていて気持ちが良い。一撃死なので難易度は少し高めだが、死んでもすぐやり直せてリプレイ性良好で快適。
    感心したのは、時間の流れを遅くするという正直そろそろありがちにも感じるシステムが、きちんと物語の中に納得感ある設定として織り込まれているところ。とはいえその物語がいかにも「次回作に続く!」って感じで終わってしまうので、流石にこれ以上は評価できないが…。
    www.katanazero.com

  • レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー
    評価:2.0/10.0
    正直レイトンシリーズはここまで堕ちたかという感じ。セールで1000円で買ったのにこういう感想しか出てこない。
    ナゾ自体の質は故・多湖輝氏の監修だった頃と比べるのはあまりに可哀想なのでさておき、ストーリーが本当にひどい。オムニバス形式なのだがどの事件もひたすらしょうもなくて、ミステリーと呼ぶのもおこがましいトンチキ・トンデモエピソードばかり。

    振り返ればレイトンシリーズのストーリーはどれもどこかぶっ飛んでいることは間違いない。
    それでも各作品で提示される大きな謎に対して、真剣に向き合うレイトンやルークなど魅力あるキャラクター達が織りなす物語には、演出上きちんと山や谷といえる部分があり、(質の差はあれど)リンクする形で挟み込まれるナゾというエッセンスによって、オリジナリティの高いゲームとして構成されていたと言っても過言ではない。だからこそ多少のぶっ飛んだ設定だって「その世界の中でキャラ達が本当に生きていると感じられれば」気にならなかった。

    しかしこのミステリージャーニー、6つのエピソードを終えた時点ではこれまでのシリーズのようなそういった味わいは一切ない。事件の状況証拠を集め、パズルにすらなっていない「ひらめきパーツ」という謎のアイテムが一定数揃ったとき、主人公カトリーが天才的ひらめきで強引な推理を披露しそれによってみんなが納得し数秒で終わるという失笑モノのストーリーばかり。有村架純が演じるカトリーの棒読みは若かりし頃の堀北真希によるルークもびっくりの大根演技で、その寒さに拍車をかける。最後のエピソードにはもしかしたら多少の深みはあるのかもしれないが、道中があまりにもしょうもなさすぎてそこに辿り着く前に力尽きました。

    それなりに好きだったシリーズがこういうことになるのは本当に残念。対象年齢を下げたのだとしても子供騙しだと感じてしまう。 www.layton.jp

  • FINAL FANTASY VII REMAKE 体験版
    プラットフォーム:PS4
    ジャンル:アクションRPG
    評価:なし
    バレットがレベルアップのファンファーレを口ずさむという極寒演出により心が死にました。そういうメタな遊びは「それが許される作品で」やってくれ、な?
    もう思い出の中でじっとしていろ! www.jp.square-enix.com

  • 聖剣伝説3 TRIALS of MANA 体験版
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:アクションRPG
    評価:なし
    シリーズ中でも随一で思い入れのある作品なので、2のように音楽のメチャクチャなアレンジでぶち壊しにされるんじゃないかと正直戦々恐々としていました。
    だいぶ原作に忠実なアレンジが多く音楽面では安心したものの、実際遊んでみるとキャラの口の動きとセリフの語気の合っていなさが非常に目につく…。
    音楽面だけでなく色んな部分を原作に忠実にしようとしているのかテキストもあまり手が入っておらず、SFC時代のRPGの台詞を声優さんがしっかり読んでくれちゃうのでこれはこれでなかなか違和感があります。こういうリメイクってやっぱり難しいよね~、そっとしといたほうがいいんじゃないかな!
    バトルは原作よりは面白みがあるものの、難易度HARDのフルメタルハガーがただのサンドバッグなのはもう少しどうにかならなかったの…。
    もう思い出の中でじっとしていろ!(2回目 www.jp.square-enix.com

  • あつまれどうぶつの森
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:シミュレーション
    評価:6.5/10.0
    言わずとしれた「スローライフ」の皮を被って収集癖オタクを殺しに来る時間泥棒シミュレーション。
    とびだせよりも各所で便利機能が追加され、DIYなるクラフト要素も追加されて時代に沿った面白さに仕上がっている…かと思いきや現状ではかなり残念な出来栄え。
    グラフィックの進化、区画整理による建物の移転可・島クリエイターでの自由度の上昇など評価すべき点はもちろんあるのだが、それ以上に「機能が増えたけど不便も増えた」とか「仕様が変わって不便になった」といった欠点があまりにも多すぎる。

    ・道具が壊れるため没頭していても一定周期で必ず作り直させられる邪魔が入る。素材と作業台を持ち歩くかいちいち戻るかしなければならない。
    ・素材をポケットに所持していないとDIYができない。
    ・上記仕様を踏まえると「外に素材を放置するのが楽」にも関わらず、相変わらず存在する「島の景観・環境の評価」を上げる際には外にアイテムを置くのはご法度という矛盾。
    ・釣りの撒き餌を作るためのアサリを取るのが面倒、作るにも何故か1個ずつしか作れず毎回演出が挟まる、そしてアサリは実質素材にも関わらず1個で1枠インベントリを圧迫する謎仕様。
    ・せっかく家内部での収納機能にソート機能がつき便利になったのに、同名別色の家具服飾が大量に存在しポケットではそれらが区別できないという片手落ち仕様。いつまで経っても家具をゲーム内システムだけで完全管理できるようにしないのは何故なのか。
    エイブルシスターズの試着室で同一服飾の色違いを変えるが同じ品のまとめ買いは出来ず、何度も試着室を出入りする必要がある。
    ・マイルで交換する家具にリメイク不可の色違いが存在しており、その色が島ごとに異なるため集めようとすると他者との通信必須。

    すぐ思いつく限りでもこんな状態。早急にアップデートで改善していってほしい。
    これだけ文句を言いつつも従来どおりの遊びやフレンドとのやり取りは楽しいのでなんだかんだでやるんですけどね…。 www.nintendo.co.jp

  • ブレイブリーデフォルトII 体験版
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:RPG
    評価:なし
    βテストお疲れさまでーす。
    「ジョブによる戦略を考えるのを楽しんでほしい」という理由から「雑魚敵を異様に強くする」という処置が取られている、あまりにも謎すぎる体験版。仕様決めた人、RPG遊んだことある?
    それゆえになんと体験版でレベル上げをさせられるわけだが、その最中でジョブを色々試したところで雑魚敵が強いわ多いわでシンプルに楽しさよりもストレスが上回る。
    フォーザシークウェルを遊んでいるものの、このブレイブ&デフォルトというターン前借りシステムをまるで面白いと思ったことがないのも相まってボス戦に至る前にギブアップ。
    これ前作の世界とは一切関係ないように見せかけて、どうせこじつけ設定で「実は関係してま~~す」みたいな作りにされてそうな予感がプンプンしますね。
    Revo神お仕事頑張って~。 www.jp.square-enix.com

  • One Step From Eden
    プラットフォーム:NintendoSwitch
    ジャンル:ローグライク・デッキビルド・アクション
    評価:9.0/10.0
    端的に言ってしまえば「ロックマンエグゼ × Slay the Spire」です。めちゃくちゃ面白い。初見ではわけもわからずやられるけど繰り返すうちにパターンが見えてきて、徐々に先へと進めるようになるこの感じ、よくできたローグライクゲーの醍醐味ですね。
    まだビルドを調べたりしていないしどんなスペル・レリックがあるのか全貌は見えてないけど、戦術の幅がそこまで広いようには思えないのが難点かもしれない。というかアクションさえ上手ければ初期スペルだけでどうにか出来てしまうかもしれないので、デッキビルド部分が本当にゲームとしてマッチしているのかどうかというのはまだわからない。でも面白い。
    冒頭に書いた2作品どちらかにピンと来て高難易度ゲームが好きなら絶対買いだと思います。 www.onestepfromeden.com