カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

2022年4月~6月に遊んだゲームをざっくりレビュー

久々に狂いました。というか狂ってます。

点数の目安
10.0:神ゲー
9.0:かなり好き
8.0:好き
7.0~6.0:良い点も難点もあり
6.0~4.0:好きな人は好きかもね
4.0~2.0:看過できない難点あり
2.0~0.0:論外

 

星のカービィ ディスカバリー
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アクション
評価:8.0/10.0

ピンク玉アクション最新作。

まるで以前から3Dアクションだったかのような違和感の無さ。
ステージクリア&ミッション達成型の構成、街にどんどんワドルディを呼び戻して施設が増えていくワクワク感、充実のクリア後要素、カービィシリーズとは思えぬ挑戦的な複数の裏ボスと優れた演出。

スターアライズってなんだったんですか?
是非このスタイルで続編を出してほしい。

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・ムーンライター 店主と勇者の冒険
プラットフォーム:NintendoSwitch
ジャンル:アクション
評価:評価なし

ダンジョン探索&ショップ経営を並行するアクション。

生きて売り物を持ち帰って自身のショップで売却して金を稼ぎ、稼いだ金で装備を整えてまたダンジョンに潜るの繰り返し。
ローグライト風味かと思いきやショップ経営で金稼いで装備強化するのが前提のバランス感。

ショップでいちいち客の顔色伺いながら値付けするのがダルくなって挫折。
決して面白くないわけではないんだけど、もう一声フックが欲しい感否めず。

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・TUNIC
プラットフォーム:Steam
ジャンル:アクション/謎解き
評価:評価なし

小ギツネくんを動かすゼルダライク謎解きアクション。

ゲーム中に「説明書」が登場するのがユニークで、恐らくこれを使った大掛かりな謎(恐らく第四の壁系)が秘められているのが想像できる。
なので最後まで遊べば恐らく好物なんだろうが、「セーブポイント方式」と「中途半端にソウルライクなやや高い難易度」が掛け合わされたことによって「道中の雑魚を何度も何度も相手にする」という特濃のダルさが襲いかかってきて、謎への好奇心をガンガン削ぎ落とされた。バトルのアクションも別に何の爽快感も無いため、延々同じ雑魚の相手をさせられるのに耐えられず挫折。

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・Shotgun King: The Final Checkmate
プラットフォーム:Steam
ジャンル:パズル
評価:10.0/10.0

チェスの移動ルールに則って、相手複数、こちらはショットガンを携えた黒のキング1体で戦うローグライトパズル。

ステージが進むごとに自身の強化と敵の強化のセットを2択から選択し、自身も敵も強くなっていく。自身は毎ターン動け、基本は移動(=リロード)するかショットガンをぶっ放すかの2択。敵は駒の種類によってHPや移動ターン周期が異なり、黒のキングを取られてしまったら即ゲームオーバー。

通常モードのTHRONEモードはEASY、NORMAL、HARD、VERYHARD、KINGの5段階難易度。VERYHARDの時点でかなりの手応え。
スピードラン用のゲーム内タイマー完備で走者への配慮に余念がない。
また運の要素は強いが特別な条件を満たした場合のみ出てくるボスや、それを倒したことの記録もされる充実仕様。

ショットガンの射角や性能をどのように強化するか、どんどん増えて強化されていく白の駒群をいかに捌くか。ショットガン発射という乱数と、チェスのロジカルな面白さが奇跡の融合を果たした傑作パズル。
今後アップデートで更に要素やモードが追加されることに期待。

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Outer Wilds
プラットフォーム:Steam
ジャンル:SFアクションアドベンチャー
評価:10.0/10.0

以前操作体系が合わずに挫折した探索アドベンチャーに再挑戦。

ものすごい勢いで沼に転がり落ちて沈みました。
執筆時点では、本編をクリアして、未回収要素を探索中。

やや厄介な操作体系、(それすらも魅力と言いたくなってしまうものの)不便・不親切であることは決して否定できない導入の流れ、一部ゲームとしてどうかと思う要素もありながら、それらの減点を全て打ち消す加点により満点です。

「何も知らないままやってお前の感想を聞かせてほしい」という感情になることや「情報を受け取る順序によっては、異なる視点で異なる体験をしている可能性がある」のが気になるのは十三機兵防衛圏などと同じですが、決定的な違いは、Outer Wildsは高すぎる自由度により「視点と体験の異なる度合い」が従来のアドベンチャーゲームとは比較にならない程にブッ飛んでいること。それゆえに、他者の体験がもはや「ひとつのコンテンツ」として成立すると言っていいレベル。

そして「宇宙×SF」というジャンルに個人的に求めるものが、全て詰まっていた。本編の時点で。

これ以上言えることは、残念ながら何もない。
DLCを遊ぶのも楽しみすぎる。

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