カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

【発売直後の記事につきもう参考にならないと思います】マリオテニスACE 勝率83%から90%へ アクション別メモ

体験会では勝率93%、発売後は全国の猛者達を相手に苦戦して83%まで落としたものの、150戦135勝15敗となんとか90%まで戻ってきました。
自分の頭の中の整理も兼ねて、ショットやアクションそれぞれどういう考えで何をやっているのかざっくり書いてみましたので、伸び悩んでいる方の参考になれば幸いです。
もちろん自分よりずっと試合数をこなしていながら更に勝率の高い人も大勢いることと思いますので、各所もっと良い考えなどあれば、コメントなりTwitterなりでご意見お待ちしております。

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前提 キャラについて

キャラは100戦程度ロゼッタを使用した後クッパJr.に変更しました。
変更した理由は、ロゼッタ同様多少移動しながらのチャージが効くのに加え、なによりコート中央でほとんどの球を体勢を崩さずに取れるからです。 ロゼッタのチャージ移動ではどうしてもコート隅を狙われた時に体勢を崩しがちなため、都度チャージ移動するか移動して普通に打つかの判断をするよりは、単純に「届く」キャラを選びました。
よってキャラはロゼッタもしくはクッパJr.を想定していますが、それ以外のキャラでも共通して役立つことは多いはずです。ただ、キャラ変更してからは慣れない頃に1敗しかしていませんので、ここに書かれた内容をフルに活かせるキャラはクッパJr.であると言って間違いありません。

立ち回りとショットについて

立ち回り

サービスライン上、コートの中央を陣取る。ロブが来ても後ろテクニカルで返せて、ドロップが来ても追いつける位置をキープする。「テクニカルショットでゲージを増やせるケース」を着実に拾ってゲージ有利を取り、スペシャルショットを打ち、拾うリスクを相手に押し付け続ける。
ワンパターンで圧倒できるならあまりあれこれ考える必要はなく、ただ相手が対応できない行動を続ければ良いが、対応されていると感じたら「この場合はコレ」というセオリーをいつでも捨てて全く違う事をやるのが本当に大事。ストレートかクロスかといった何気ない点も無意識のうちに一方向に返していることが多い!
得点やゲージの有利不利といった状況に応じてこれをするべきこれは避けるべきといった話は、挙げ始めるとキリがないので、部分的な言及に留めます。

サーブ

  • 打つ
    当然NICEを狙っていく。立ち位置は変えないか、中央に寄ってすぐ打つ。相手がアピールできる時間を最小限にする。 コート隅に寄って打つのは一長一短。相手をコート隅に追いやれる可能性はあるものの、そこからのリターンにおいて、逆サイドかサーバー側にさらに角度を付けて返ってくるかの二択を迫られ、誤った時にゲージ消費による横テクニカルを強いられがち。後述するスペシャルショットの開始位置を調整するのには使えるかも。
  • 受ける
    画面が切り替わったタイミングでのアピールを忘れない。相手がベースライン上にいる場合はチャージの時間を与えないフラットで返すことが多い。テレサロゼッタが相手の場合は、前に出て曲がる前に叩く。コート隅に追いやられそうな場合や相手がナイスサーブをしてきた場合は、相手にチャージの時間を与えてもいいので、自分が中央に戻ることを優先するため、スライスかドロップで返す。
    サーバー側に速いトップスピンで返す、いきなりドロップで返す、前に出たがる相手にはいきなりロブで返す、などなどワンパターンになり過ぎないよう気をつける。
    テクニカルショットで返すのは、ゲージを増やすのはなかなか難しい上、相手に球種を予告しているようなものなので、あまりやらない。

トップスピン

  • 打つ
    強打(ボタン二度押し)マックスチャージで相手を後ろに押し出すか、通常(ボタン一度押し)マックスチャージで鋭い角度の球を返すのが主な用途。
    強打マックスチャージをいなしてこない相手はどんどん押し出していく。ドロップを返す想定でチャージをしておいて、マックスチャージが出来たのを確認してからA連打してトップスピンに変更するということもたまにやる。
    通常マックスチャージは右利きの場合はフォアなら左、バックなら右に打つ必要がある。相手の後ろテクニカルの範囲外となる事が多いので、後ろテクニカルが多く見られる相手が緩い球を返してきた時は積極的に狙う。
  • 受ける
    前述の2つを警戒する。特に強打マックスチャージでの押し出しは、使ってくる相手はとにかくそれに頼る傾向があり、押し出され続けたあとのドロップは無理に拾おうとすると加速を消費しゲージ大幅不利という最悪の状況になりかねないので、必ずいなす。スライスだけじゃなくドロップでもいなせる。通常マックスチャージは、テクニック系などボールコントロールの良いキャラが相手の時は警戒する。失点したくない時は加速を挟んで横テクニカルで返す。

スライス

  • 打つ
    自分の立ち位置が悪いが相手がベースライン付近にいる、フラットを十分にチャージできないといったときはとりあえずこれ。攻めあぐねる時のパスのような手だが、それゆえに後ろテクニカルで拾われやすい。基本強打。通常ショットは超ゆっくり返るので相手にマックスチャージされがちであまり状況が良くならない。
  • 受ける
    球速が遅いので後ろテクニカルでゲージを増やしやすい。テレサロゼッタが相手の場合だけはとにかくよく見る!!!

フラット(スマッシュ)

  • 打つ
    球速の速さを活かして相手にチャージのスキを与えない打ち合いができるが、緩い球はすぐ後ろテクニカルでゲージを稼がれるので相手がサービスライン上かそれより前にいるときは要注意。ベースライン上にいる相手を左右に揺さぶりやすい。球速が速く弾道が低めな特徴から、ある程度の強さで打てば相手コートにスマッシュポイントが発生しない強みがあるので、ねらいうちを打たれたくないゲージ状況の時はこれ一択。
    相手のミスショットなどで発生したスマッシュポイント(星マーク)内で打つ時は落ち着いて一度キャンセルしてから。打つ構えのままスマッシュポイントに入ろうとするとよく空振るので、少し後ろかもと思うくらいの位置でボタンを押すのが丁度いい。
  • 受ける
    マックスチャージの場合はトップスピンほどではないが押し出されるので慌てずフラットでいなす。フラットの球速が速いキャラ(パワータイプやデイジー)を相手にする時はこちらのチャージ時間を確保するのが難しいので、じっくりと打ち合うよりはドロップで前に引っ張り出し、そこから返る球を後ろテクニカルで拾うなどでゲージ有利を狙っていく。

ロブショット

  • 打つ
    相手の頭上を抜くが今作はこれで決まる事は少なく、時間稼ぎもしくは立ち位置の仕切り直しの意味合いが強い。サービスライン付近の相手に対してのロブは後ろテクニカルの餌食となるが、ネット際の相手を剥がして仕切り直せるので、前に出たがる相手にはこまめに使っていく。相手がネットに完全に張り付いている時にチャージロブを上げると後ろテクニカルの範囲外となりやすく、得点しやすい。
    クッパJr.なら多少うかつにロブをあげてスマッシュされたところでサービスライン上中央にさえいれば大体届くので、そこをフラットで返球するとあっさり得点できたりもする。
  • 受ける
    前述の通り、自分がネットに張り付きさえしなければ大体のロブは後ろテクニカルで返してゲージも増やすことができるので必ず拾う。ワンバウンドした球はコートにもよるが高さがあり、一見拾えそうに見えて拾えないので無理に加速で追わない。

ドロップショット

  • 打つ
    最強のショット。後ろテクニカルという緊急回避策がある今作において、これを打って前に出ることで状況が悪化するケースは少ないのでとにかく使う。普通の打ち合いが続く中に混ぜたり、相手の後ろテクニカルに合わせたり、相手に「いつドロップが来るかわからない」と警戒させる。特に後ろテクニカルを先行入力している相手に対して抜群の効果を発揮するので、後ろテクニカルでゲージを溜めたがる相手には連打してもよい。あるいは意図的に1ゲームくらい全く使わない事で警戒心を解き、ここぞという時に使うのもアリ。
  • 受ける
    サービスライン付近から離れないに尽きる。ネット際で受ける場合は実は後ろテクニカルが反応してくれるので、ドロップの打ち合いになっている時はこれで均衡を破るのもよい。

後ろテクニカルショット

  • 打つ
    このゲームのド安定アクションと言っても過言ではない。サービスライン上中央にいれば大体これで返せる。相手の球に対しタイミングを合わせて入力する必要はなく、チャージと同様の先行入力が効く。相手の後ろテクニカル、横テクニカル、ロブ、スライス、緩いトップスピンなどなど「これで返せる球が返ってくるとわかっているケース」は確実に成功させてゲージを増やす。特に対テクニカルは見えた時点で球種が確定するので成功させやすい。
    テクニカルショット全般に言えることだが、多少タイミングが遅くゲージを消費することになっても返せないよりマシ。ただ赤ゲージの時だけは、ゲージが空になって相手にチャンスボールを送ってしまうリスクを避けるため、成功が確実な場面で使うか、まずはチャージショットでゲージを溜めること。ゲージが空になった場合は、下手にテクニカルで粘り続けると相手にどんどんゲージを与える羽目になりがちなので、潔く得点を何度か捨てる覚悟で仕切り直す。
  • 受ける
    中央にいる場合は後ろテクニカルで返すのが最も安全。球種が必ずフラットとなるため、相手キャラによっては球速が速く成功させられないケースもあることに注意。他の選択肢としてはドロップもしくは前テクニカル。後ろテクニカルをコートの後ろの方で使った相手は対応しづらく、失点したくない場合は溜めたゲージを加速で吐いてくれる可能性もある。

前テクニカルショット

  • 打つ
    必ずドロップになるが使い所が難しい。返ってくる球種がわかっている場合に先行入力で使う。(フラットの球速が遅めのキャラの)後ろテクニカル、横テクニカルに合わせるとゲージ増加に繋げやすい。
  • 受ける
    自分も相手も前に出ている状況になりやすく、なかなか返しに困るケースが多い。見てからチャージする余裕があるならチャージロブが最善だが、チャージを見て下がられると後ろテクニカルで拾われる。ネット際が得意なキャラなら打ち合いに持ち込んでもいいかもしれないが、結局どちらが先に後ろテクニカルで抜け駆けするかのレースになるため、ドロップの打ち合いにもなりやすい。

横テクニカルショット

  • 打つ
    基本的には、コート隅でのストレートの打ち合いから逆を突かれたり、コート外の横隅に追いやられた状態で逆を突かれた場合の緊急用。通常のショット入力を右スティックで上書きする形で使う。必要に応じて事前に加速も使う。
  • 受ける
    スライスが来ると事前にわかるボーナスショット。確実に後ろテクニカルやマックスチャージで返してゲージを溜める。

エナジー消費アクションと関連するアクションについて

ねらいうち、ねらいうちサーブ

  • 打つ
    スルーされてもゲージ有利を保てる場合に使う。相手のラケットにプレッシャーを与えるのか、相手に加速を吐かせるのか、赤ゲージの相手から確実な点を取るのか、目的を明確にする。
  • 受ける
    得点差をしっかり把握し、ラケットダメージ覚悟で普通に受けるか、加速を使うか、スルーするかを判断する。サーブ前には相手のゲージもしっかり見て、ねらいうちサーブを打たれてそれぞれの対応を行った後にゲージ状況がどうなるかを考える。例えば40-0や40-15でこちらが得点リードしている時のねらいうちはほぼスルー一択。ゲージ不利の状況だが球は返したいという場合は加速を使わずに受けるのもアリ。コースが甘い場合は加速なしでも意外と返せるので、返す時にむやみにボタンを連打しない。

スペシャルショット

  • 打つ
    得点状況にもよるので一概には言えないが、相手がスルーを選択せず捕球する事を前提とするならば、基本的に先出しが有利。発動した瞬間にボールのある位置(より少し高所?)から打ち出すため、コート中央よりはコート隅で発動し、より相手を走らせる事になる場所へと打ち込むのが強い。コート隅でのストレートの打ち合い中に発動し、逆サイドラインの際を狙って角度をつけると相手は加速でゲージを大量に消費せざるを得ない上、かなり拾いづらくなる。
    また、相手がネット際にいる場合は頭上を超えるような直線状の位置(コートの奥側)を狙うと、相手は飛んでくる球に対して下がりながら距離を測ることになるので視覚的な不利を押し付けることも可能。事前にサイド狙いを何度も見せていると効果が高い。
    相手のゲージが半分以下の場合は「加速でゲージを使いきって届く一歩先」を推定して打つとタイミングがズレてラケットを破壊できることも。
    いかにねらう時の時間を短くしてゲージ消費を抑えるかにプレイヤースキルが出る。
  • 受ける
    スルーするか拾うか、発動される前から得点状況も鑑みて決めておくこと。拾う場合は必ず加速を使う。ゲージが空で相手のマッチポイントなどの状況で無い限り、加速なしで対応しようと考えるのは無謀。スペシャルショットで返すのはゲージ消費量に全く見合わない緩い球が返るため悪手。

加速

基本的にはねらいうちやスペシャルショットのブロックで使う。相手のモーションをよく見て、打つ音が聴こえる瞬間から一瞬ズラして押し始めると早すぎず無駄がない。また、スペシャルショットをブロックされた後も必ず使うくらいのつもりでよい。
通常の打ち合いで相手の球種を確認してから対応するために使うことはできるが、その用途で使って得られる状況有利がどれほどのものかはしっかり天秤にかけて考える必要がある。ロゼッタクッパJr.の場合はこの用途で使うことはほとんど無い。
一瞬しか押さなくても離せばゲージ4分の1を消費するので、必要な時間だけ使った上でしっかり返球してブロックなどでゲージを増やす。

ブロック

バウンドするタイミングを狙ってボールと足元を重ねるのが視覚的にも成功させやすい。ねらいうちはコースが甘ければ加速なしでもブロックしやすいので、得点に余裕がある時は狙うのもよい。
ロブやドロップで返すこともできる。Lスティック+X入力で可能なことは確認。ABボタン入力では自分は成功させられていないが、成功例は報告頂いているので可能な模様。ロブはともかくドロップは咄嗟に出せるようにしておきたい。

テクニカルブロック

目下練習中のため不確実な情報を含みます。
通常のテクニカルショットの場合はボタンを押す必要はないが、ブロックの場合はテクニカル発動し球を打つ直前にボタンを押す必要がありそう。少なくともボタンを押さずに成功したことはない。
加えて前提として、テクニカルショットによる移動を行った先の位置とボールの位置が「ブロック成功する範囲内」になっている必要がありそう。感覚的にほぼ同様のタイミングでボタン押下しても成功する場合と失敗する場合があるため。
成功した動画をいくつか置いておきます。





ねらいうちもスペシャルショットもコースを見てから入力するのは難しく、確実に決めるとなると加速を使用してからテクニカル入力となるが、ねらいうちについてはそこまでゲージを消費するくらいなら普通に加速して取るほうがよさそう。スペシャルショットはこれで返せるとゲージ有利を一気に引き寄せるがラケット破壊のリスクは大きい。
いずれの場合もショット開始位置からテクニカルのカバー範囲に来ることを読んだ上で加速無しで決められたら強いとは思うが、そもそも球に追いつくためにテクニカルショットでの移動中ゲージ消費は避けられないため、得点ゲージ共に不利な状況からいちかばちかの劣勢打開を狙えるハイリスクハイリターンなテクニックというのが現時点での見解。
フリーマッチでさいきょうのCOM相手にゲージを溜めさせてあげるといくらでも練習させてくれる。通常のブロックも当然同様。