カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

SONYヘッドホン MDR-1000Xを買いました

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買って良かった。

ヘッドホンというものを買うのが5~6年ぶりなので驚いている所もあると思いますが。

外観

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色はグレーベージュを選択。 プラスチック製で安っぽいという個人的なヘッドホンに対するイメージを払拭する、落ち着きのある色味と高級感で気に入っている。

音質

iPhone6でワイヤレス、PCやゲームで有線接続を試したみた程度。 イヤホンやスピーカーにそこまで拘りがないためか、ワイヤレスでもここまで鮮明な音で聴けるのか…とただただ感動。購入前に色々と聴き比べてみたけど、この価格帯のヘッドホンの中では高音~低音までとてもバランス良く音が出ているなという印象。

機能

順番にいきます。

ノイズキャンセリング

凄いの一言に尽きる。 試聴した家電量販店ですら喧騒がほぼ聴こえなくなり静かな部屋で聴いているかのような気分に浸れた。 BOSEのQC35と比べても明らかにこちらのほうが性能が上。 電車内でも車両の揺れや対向車両がすれ違う時の音が振動を経由して聴こえてくる程度で、周囲の雑踏やアナウンス含めてほぼ気にならないレベルになる。 この機能のおかげで音量をそこまで大きくしなくて良いので当然音漏れなどは心配無いし、耳にも優しい。

ノイズキャンセリングオプティマイザ

購入した帰りに新宿駅で装着して歩いていると、発車ベルや車両の侵入音が大きめに聞こえてくるなと感じたので、オプティマイザを起動してみた。その後確かに軽減された気がしたので、装着時の状態に合わせて最適化というのは割と機能しているように感じた。この際に外音まで取り込んで調整しているのかどうかはよくわからない。

アンビエントサウンド

ノーマルモードノイズキャンセリングと比べて全体的にサーッという音が入って来る感じがありますが、音楽も聴こえつつ、周囲の音全てが聞き取りやすい。 ボイスモード、これが凄い。本当に声だけが抽出されて聞こえてくる。ノイズキャンセリングだと電車内から駅構内のアナウンスは全く聞こえなかったのに対し、このモードではハッキリと聞こえる。電車内の人の話し声も聴こえてくるが電車の駆動音などはあまり聞こえない。

まだ試していないけれど、サックスを練習する際にこのモードで楽器の音を取り込んで、簡易的なイヤーモニターとして使えるんじゃないかと予想している。試したら追記予定。

クイックアテンション

右ハウジングを覆うように手を当てると、一時的に音量が小さくなり全ての外音を取り込むモード。 機能としては凄いと思うが、せいぜい電車内でノイズキャンセリングをオンにして、一時的にアナウンスを聴きたい時くらいしか用途が思い付かない。コンビニで買い物するなど人と話す必要がある時はアンビエントのボイスモードにすれば良いんだし。 あと右利きならば人と話しながら右手を使うことは少なくないのに、この操作で右手が塞がるのはちょっとどうかと思う。

リモート操作

右ハウジングをタッチ、スワイプすることで可能。 中央をタッチする事での再生・停止が反応イマイチ。シングルタッチで反応することもあればダブルタッチでようやく反応するということも。 縦スワイプのボリュープアップダウン、横スワイプの曲飛ばしは非常に快適。いちいちボタンを探さなくても曲を飛ばしたい時は右ハウジングをサッと前方向に撫でるだけ。

その他

装着した感触は、締め付けすぎる事もなく快適。メガネをしていても何も違和感なし。 ただ耳全体を覆う形状なので長時間装着していると少々蒸れる。

そこまで小さく折りたためるものではないので、携帯性は微妙。自分は普段からデカイ鞄を持ち歩くタイプなので全く気にならないが。

総評

こんなヘッドホンが4万円台で買えるとは良い時代になった…。 "ワイヤレス"ヘッドホンで音質も機能もそこそこ良いものが欲しいという人はコレ一択と言っても過言じゃないと思う。