カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

ゼノブレイド と ゼノブレイド2 の関係について

二作のネタバレを盛大に含んだ考察です。

クラウスが「扉(ゲート)」の力を御しきれなかった事から暴走、クラウスの半身とトリニティプロセッサーふたつ(天の聖杯たるメツとヒカリ)はゼノブレイド2の世界に残り、クラウスのもう半身とガラテアとトリニティプロセッサーひとつ(アルヴィース)は時空転移現象とやらでゼノブレイドの世界に飛ばされた。

これにより以下の事がわかる。

1.2のストーリー中で1のラストバトルでのシュルクの台詞が聞こえる事から、時空転移したクラウスの半身=ザンザ(これはゼノブレイドの作中のアルヴィースの台詞からも明らか) 2.時空転移したガラテア=メイナス 3.時空転移したトリニティプロセッサーのひとつ=アルヴィース

メツやホムラ・ヒカリのストーリー中での言動から天の聖杯は神の言いなりの存在になるわけではないという事実は、アルヴィースがザンザの言いなりにならず自分で世界のあり方を考えていた行動原理の裏付けとなる。

また天の聖杯はその世界のあらゆる事を記録する存在という旨の説明は、ザンザの器として使われていたシュルクが抜け殻となってしまっても後にシュルクの人格で復活出来た事象について、シュルク達にこの先の世界の可能性を見出したアルヴィースが自身の記録を書き出す形で干渉したため、と考えることが出来る。

 

似たような事象ながら、シュルクの復活はこのような形でより納得がいくものになった反面、ホムラとヒカリの覚醒や復活についてはまるで納得がいかないのはただただ残念。

 

しかし全然関係ないとか言っておきながら実は繋がっているという辺り本当に総監督はこういうのが好きですね。