PE'Zのワンマンライブ、「ONE-MAN SHOW～10年振り！！侍5人衆、歌舞伎町に現る！！～」に行ってきました。 色んな懐かしい曲を聴いて思いがたぎって来たのと、最近周囲にPE'Zに興味を示される方が増えてるような気がしたので、かる～く一筆したためようかと思った次第です。
PE'Zとは！トランペット、サックス、キーボード、ベース、ドラムの5人組によるインストバンドです。 管楽器2人による耳に残るキャッチーなメロディ＆ハモリ、イカれたキーボードソロ、動きまわるベース、激しくも繊細なドラムが混ざり合って織りなされる曲は、「侍JAZZ」と称されながらも決して難解さや堅苦しさはありません。
中でもメジャーデビュー直後辺りから3～4枚のアルバムの出来は珠玉の一言に尽き、楽しさと切なさと懐かしさと…色んな感情が混在しているかのうような、胸を打たれるようなメロディーは他に類を見ないものだと思います。
SAMBA DE 恋して
春疾風 ～ハルハヤテ～
自分がPE'Zを知ったきっかけは、まだ高校生の頃に地元の花火大会にたまたまゲストとしてやってきて演奏していたというものでした。どんな花火大会だよってツッコミがあるかもしれませんが詳しくは「勝毎花火大会」でググってください。 その頃楽器など一切やっておらず、音楽の授業即ち睡眠時間という体たらくであった自分ですが、いつしか気付けばサックスを始めてテナーサックスを買ったというのは憧れていたとかそういうの一切なく本当に偶然（笑） 今ではセッションの度に彼らの曲を挙げるくらい思い入れのあるアーティストです。
余談ですが、会社の飲み会なんかで「どんな音楽聴く？」などという質問をされた時、「ああ会話の種に困って安牌を切って来られたんですねスミマセン」と感じながらも自分は臆せずPE'Zを挙げるのですが、経験上、「PE'Zっていうトランペットとサックスがいるインストバンドで～」などと語りだしても大体楽器に興味のあまりない人にはまずここで「インスト？？」と言われてしまい白けられた挙句他の会話によって流されてしまい「何だかよくわからない音楽を聴く人」というレッテルを貼られてしまう確率が高いので、人にこのバンドを紹介する時は「東京事変知ってます？あそこのキーボード弾いてたヒイズミマサユ機って人が元々やってるバンドで云々～」というくだりから始めるのが非常に有効ですので参考までにどうぞ。東京事変知らないって言われたら残念ながらEXILEかAKBの話をするしか無いと思ってその場は潔く諦めましょう。
線路2本分くらい脱線しましたが、そんなPE'Zが今年で活動15周年。 途中若干方向転換を感じた時もあって間が開いたりもしましたが、何だかんだで十数年追いかけ続けてきて今も活動しているバンドなんてそうそう無いので、何とも感慨深いものがあります。
10月にはアルバムリリースもされるそうなので興味を持った方は是非チェックしてみてください。
