早いもので今年3回目です。今はどちらかというとボードゲームにお熱なので数は控えめです。
点数の目安
10.0:神ゲー
9.0:かなり好き
8.0:好き
7.0~6.0:良い点も難点もあり
6.0~4.0:好きな人は好きかもね
4.0~2.0:看過できない難点あり
2.0~0.0:論外
ペーパーマリオ オリガミキング
プラットフォーム:NintendoSwitch
ジャンル:RPG
評価:10.0/10.0
正直神ゲーって余程の事が無いと言いたくないんですがこれは余程の事です。神ゲー。
マリオストーリー、ペーパーマリオのブラックなテイストを引き継ぎつつ、バトルシステムがほぼパズルゲームというイロモノでありながらも、お約束をしっかり抑えた王道RPGとして完成しています。
何と言っても特筆すべきはそれを彩るBGMであり、ゲームが進行するにつれて新しい曲が出るわ出るわの総計244曲。正気の沙汰ではございません。
冒険の区切りとなるエリアが変われば戦闘BGMも変わり、ボス戦の曲もユニークなものだらけ。戦闘中やキノピオタウンの各所でインタラクティブに変化する作りも流石。これまでのマリオシリーズの楽曲のリメイク・リミックスと言えるような曲もいくつも収録されており細かいところまで聴き応えあり。サントラの発売が待ちきれない!!早く出してくれ!!! www.nintendo.co.jpOUTER WILDS
プラットフォーム:Steam
ジャンル:アクション/アドベンチャー
評価:なし
現実時間にして20分程度で超新星爆発により滅んでしまう銀河を、何度も繰り返してその謎に迫る3Dアドベンチャー。
テーマは物凄くそそられるので買ってやってみたものの、宇宙船の操縦などアクションの操作性におけるストレスが大きくて頓挫。
3D探索ってマップ把握だけでも結構エネルギー使うんで、操作性が洗練されてないもので細かい探索やらされるの地味にしんどいんだな~と感じました。
各所の評判を見るとそれを上回る魅力もあるのかもしれないけど、今の自分にはそこまでする気力が無く、評価なし。そのうちやり直したい。 store.steampowered.comジラフとアンニカ
プラットフォーム:NintendoSwitch
ジャンル:ハートフルアドベンチャー+リズムアクション
評価:4.0/10.0
超簡単3Dゼルダ風戦闘無し絵本風味アドベンチャー+簡単リズムゲー。
キャラデザ・音楽に魅力はあるし、ストーリーもまあまあだけど、総じて3Dアクションアドベンチャーとしては平凡以下。ぶっちゃけ雰囲気ゲーの領域を脱していません。システム的にオマケ要素としか思えなかった収集物「猫絵」を本編の後半において一定数要求してくるという要素があまりにもnot for meで頭を抱えました。こういうのちゃんとした理由がないとただただボリュームを雑に水増ししたいだけのテンポ阻害にしか感じられないんですよね…。
個人レベルでこういうの作ってリリースできるのはまあすごい時代になったとは思いますけどね…。小規模スタジオ製でももっとやりごたえあって面白いゲームはあるし、これは俺には響きませんでした。
絵本ライクなふわふわ雰囲気の世界観なら何が出てきても無条件で好きって人なら遊んでみても良いかもしれません。 www.giraffeandannika.comファントムローズ スカーレット
apps.apple.com
プラットフォーム:iOS
ジャンル:ローグライクカードゲーム
評価:7.0/10.0
Slay the Spire系デッキビルドローグライクの系譜。Steamで同名のゲームが出ておりそれのスマホ用リメイクと思われる。
このジャンルにしては珍しくカードを取捨選択することはあってもドローの概念がなく、常にデッキの全カードにアクセスできる。ただし一度使用したカードを再使用できるようになるまでにコスト分のターンを要するという仕組み。
それ故に運に左右されづらく戦略性はあるが、ゲーム難易度はやや低めで、Slay the Spire系に通ずるようなヒリつくような展開は少なく、デッキ構築の幅はやや狭い印象を受ける。
とはいえその手のゲームの入門用としてはかなり適していると思われる。デッキビルドローグライク気になるけど難しそうだしSlay the Spireいきなり買うのはちょっと…という人に大変オススメ。ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説:有料DLC第1弾~第3弾
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:リズムアクション
評価:9.5/10.0
実績やネクロダンサー寄りのモードが追加され盤石となったゲームに舞い降りたDLC。キャラの追加、楽曲リミックスの追加、新たなストーリーの追加が三ヶ月に分けて実装された。
キャラの追加については、シャドウリンク・シャドウゼルダあたりの水増し感は否めないが、ネクロダンサーから高難度キャラであるアリアが追加されたのを筆頭に個性あり。とはいえやはり本家ネクロダンサーのやり過ぎ高難度キャラをそのまま輸入するのはマズイと考えたのか、難易度はかなり控えめな印象。
楽曲リミックスについては、ボス戦などの重要なシーンの楽曲を除いてのリミックスとなったが、これはそもそもボス自体が楽器をモチーフにしておりその楽器の音を最大限活かした曲構成となっている以上仕方がないかなという感じ。個人的にはFamilyJulesのゼルダメタルアレンジが公式化したという事実だけで大満足。
新たなストーリー仮面交響曲の追加に関しては、ひたすらパズルを解くダンジョンとひたすら敵を倒し続けるアリーナを新規ダンジョン・モードとして追加することで、従来のゲームモードでは今ひとつ物足りなかった部分を補完しつつ新しい面白さに繋げているのが好印象。特にパズルモードはゼルダの伝説らしさにネクロダンサー本家のDLCであるAMPLIFIEDの追加要素も融合しており、ネクロダンサー好きとしても評価できる。
追加分のラスボス戦にもう一工夫が欲しかったことは否めないのと、日本語訳が一部「そうじゃないだろ」と感じるところがあったため評価点は変わらず。
あと一歩感はあるものの、とはいえゼルダの伝説・ネクロダンサー確かにどちらでもあるという総評に変わりはなし。ありがとうBrace Yourself Games。
www.spike-chunsoft.co.jp