カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

UNDERTALE

プラットフォーム:Steam
ジャンル:アクション
評価:10.0/10.0

これをやらずして2010年代のRPGは語れないと言っても過言ではない。 MOTHERのような不思議さ・不気味さと温かみを併せ持つような世界、moonのようなアンチRPG要素を持ったゲームが好きなら頼むから何も言わずにやってくれ。

このゲームの内容については多くは語らない。未知を冒険する不安と期待。出会いと絆。個性豊かなキャラ達に心揺さぶられる瞬間。ユーザーによる考察・解釈の余地の残された設定・世界観。そしてそれらを完璧なまでに演出するメロディアスで印象的なBGM。全てが渾然一体となってプレイヤーを待っている。細かい話はいいからとりあえず遊んでくれ。

なお本作はマルチエンディングであり、一部のルートはかなりの難易度なので、難易度至上主義なゲーマーでも楽しめる要素が用意されているとだけは言っておく。

日本語化は2016/12現在は公式には行われていないが、非公式の日本語化パッチがある。有志が素晴らしい翻訳をしてくれているので、英語はちょっと…という人でも安心。というかスラング山盛りでちょっとやそっと英語が読める程度では話にならないので素直に日本語化するべし。公式の日本語化やコンシューマ機への移植は検討はされているようだが、いつになるかは未定なので気になるならさっさとSteamでプレイするほうが良い。

~2022/12追記~

既に各プラットフォームへ移植も行われ、公式日本語訳も行われている。 非公式の日本語訳の妙味が懐かしい。

"ゲームを購入しているならば二次創作物の有償販売を物によっては許可する "といった開発者Toby Foxによるガイドラインが明示されるなど線引きがハッキリしているおかげか、同人活動も徐々に盛り上がりを見せており目が離せないシーンとなりつつある。

参考:Undertale同人活動ガイドライン

undertale.jp