カクゼツ

一般大衆からは隔絶された面倒オタクの独り言。基本的にゲームのことばっかです。

違う冬のぼくら

プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アドベンチャー
評価:6.0/10.0

目に見える世界が変わってしまった2人の子どもどちらかの視点で、2人のプレイヤーで協力して進む非対称視点アクションパズルゲーム

2人協力プレイ専用という珍しい形式。オンラインプレイの場合は通話必須。

世界の雰囲気、穴の位置、オブジェクトの大きさや種類など、自分に見えているものが必ずしも相手と同じとは限らない環境下で、口頭で情報を整理しながらパズルの解法を模索することとなる。

片方の口頭の説明に沿ってもう片方が画面情報無しに操作するようなシチュエーションもあり、一定の言語化能力とアクションゲーム力は求められるが、協力系のボードゲーム・謎解きのような面白さが味わえるはず。

ストーリーは練られているとは思うが、正直なところいかにも「非対称視点アクションパズル」というシステムのためにくっつけられたような設定・世界観だな~と露骨に感じてしまったのもあってイマイチ没入できず。良く言えば考察の余地が大いにあるが、悪く言えば雰囲気偏重で「それがやりたかっただけ」な投げっぱなし感も否めず。

ユニークな面白さはあったが、わざわざ相手側の視点を体験するためにもう一度遊ぶほどの気にはならなかった。