今年プレイしたゲームの超個人的ランキングです。 あくまで自分が今年プレイしただけでありゲームの発売年は今年に限りません!
10位 Ultimate Chicken Horse
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:パーティ
評価:9.0/10.0
走って跳んでゴールに辿り着いてポイントゲットを繰り返すパーティアクション。ラウンドごとに足場やギミックをマリオメーカーのごとくプレイヤー各自で増やしていくのが特徴。
仲の良い友人とコミュニケーションを取りながら遊ぶのが前提の点数。予期せぬハプニングに笑い、ルート開拓や妨害に熱くなりと馬鹿騒ぎ必至。オンライン通話無しや、ましてや野良で知らない人と遊ぶだけでは半分も面白さを味わえないと思う。
オフで集まって大勢で遊ぶ場に最適。スマブラは難しすぎるという人ともこれなら確実に盛り上がれると思います。
正直言って遊んだのは2回だけなんだけど、それだけでもうこのゲームのポテンシャルを充分過ぎる程に感じた。
得点比率や各オブジェクトの出現確率なども細かくカスタマイズできるのが良い。ジョイコン横持ちでも充分遊べるゲーム性だし、年末年始に人と集まって遊ぶなら間違いなくオススメ。
9位 スチームワールドディグ
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アクション
評価:9.0/10.0
ミスタードリラーのように地底を掘り進みつつ、様々なアイテムを入手し行ける所が増えていくいわゆるメトロイドヴァニアなアクション。
一度掘った場所は戻らないので進み方に慎重になってしまいがちだが、あまり気にしなくても後から意外とどうにでもなる。程よい長さのストーリーと難易度、そしてお値段につきこの手のジャンルを遊んだことが無い人にもオススメできる。
かねてより評判は聞いていたんだけど、いざ遊んでみたら予想以上の完成度の高さに驚き。
メトロイドヴァニアって元が元だけにちょっと暗いイメージのゲームが多い印象なんだけど、これは地底を掘って進むというコンセプトの割におどろおどろしさもないし、そういう意味でもそんなに構えなくて大丈夫なんでこのジャンルにまだ手を出したことのない人に是非やってみてほしい。
8位 ダンジョンメーカー
プラットフォーム:iOS
ジャンル:タワーディフェンス
評価:10.0/10.0
最強の時間泥棒。金払えば特定機能や要素をアンロックできるがプレーすることで少しずつアンロックも可能。ゲーム内容追加のアップデートもそれなりに行われていて凄い。
繰り返しになるが「気長に遊んで徐々にアンロックもできるし、追加費用を払ってアンロックしても良い」という選択肢を提示しているのが本当にえらい。
近いジャンルのゲームはSlay the SpireやOverdungeonなど今年は豊作でそれぞれに良さがあるけど、これはスマホでスキマ時間にお手軽に遊べてしまう所を高く評価。
7位 セブン・ビリオン・ヒューマンズ
プラットフォーム:Switch
ジャンル:プログラミングパズル
評価:9.0/10.0
パズル感覚でプログラミングを学べる良作ヒューマン・リソース・マシーンの続編。
前作は1人の社員に命令しインプットからアウトプットに変換するものであったのに対し、今作は1つの命令で配置の異なる複数の社員を動かしてお題を達成する必要があるため、汎用性のあるプログラミングを要求される。それゆえに前作よりやや難易度は高め。プログラミングに全く明るくない人は前作からプレイしたほうが良いかもしれない。
処理スピードや行数達成のやり込み要素、ブラックユーモア溢れる世界観や台詞回しは前作同様とても良い。
プログラミングの基本というものを堅苦しさなく教えてくれる素晴らしいゲーム。義務教育に組み込んでいいんじゃない?
flyhighworks.heteml.jp ec.nintendo.com
6位 すばらしきこのせかい -Final Remix-
プラットフォーム:Switch
ジャンル:アクションRPG
評価:9.5/10.0
DS版やiOS版から色々と統合・改良されてさらに遊びやすくなり、追加シナリオも含まれた決定版。
・破天荒ながら緻密な設定に支えられたストーリー
・(主に日本語ボーカルの好みは分かれそうだが)バリエーション豊富なBGM
・お金がザクザク手に入るので装備は割と選び放題で自分好みの戦術で進められる
・レベルを上げすぎてもいつでも自由に下げられその分アイテムドロップ率上昇のリターンあり
・難易度変更自由で幅広い遊び方を受け入れる懐の広さ
・クリア後のやり込みも充実しており収集要素がストーリーを裏側から補完
初出の頃から何も変わっていない部分の話ばかりだが、アクションRPGとしての全方位の完成度の高さに改めて称賛を送りたい。
ジョイコンでの操作にはやや難がありスタイラスペンで遊ぶのがベストであるため、Switchの遊ぶスタイルのバリエーションが限定されているに等しいのは難点だが、それをさておいてでもアクションRPG好きには激推ししたい一作。
追加シナリオは賛否ありそうだが、個人的には肯定的に捉えている。続編出てくれ頼む~。
書きたいことほとんど書いてしまった。好きなキャラは羽狛さんです。
5位 Hollow Knight
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アクション
評価:10.0/10.0
ムシ達がかつて築いた王国の跡地を謎を巡って探索する、そこそこ難易度高めのメトロイドヴァニア。想像に任せる部分はやや多いものの、設定や世界観はかなり練られている。
価格的にあっさり終わるかな~と思っていたら、これがまあ終わらないのなんの…。隠し要素も含めてボリューム満点、こんな高品質なアクションゲームが2000円足らずで遊べてしまうとは、Celesteの時も思ったが本当にとんでもない時代になりました。
デフォルメされてるとはいえなかなか気色悪いムシもいるのでその点だけは要注意。
価格からは想像も出来ないボリュームに驚かされたのはこれとCelesteがツートップだった。
唯一気になったのは、難易度高めにも関わらず、ボスにやられるとボス部屋に辿り着く所からやり直さなきゃいけないケースもちらほらあり面倒だったこと。Celesteと比べてしまい尚更そう感じただけかもしれないが…。
1位 Into the Breach
プラットフォーム:Steam, NintendoSwitch
ジャンル:ストラテジー
評価:10.0/10.0
雑に言うと近未来世界観でロボットを操作する詰将棋。
ストラテジーにおける最序盤の接敵や終盤の残党処理などのダルい所が一切なく、思考を巡らせる必要がある一番アツい局面を常に楽しめる。ヤバイ。
上半期にSteamでプレイした傑作ストラテジーのあまりにもスピーディなSwitch移植に歓喜。
現時点では海外e-shopのみのリリース。Steam版と違って非公式日本語化パッチを充てることは出来ないが、UIがかなり直感的でわかりやすいので、多少英語が読めればプレイ可能だと思う。いつになるかは不明ながらローカライズも予定されているそう。
PCの前で唸りながら遊んでいるとどうしても肩にキて仕方なかったので、どこでも遊べるSwitchへの移植は最高にありがたい。
もはやランキングとは何なのかって感じですが今年は1位が4本です!!!!
どれもジャンル毎の好きなやつで全く序列をつけられないのでゆるして。
そしてこれに関してはもう書いたとおりとしか…。ストラテジーが好きなら絶対遊びましょう!(語彙力ゼロ
store.steampowered.com www.nintendo.com
1位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アクション / 格闘
評価:10.0/10.0
桜井政博さま、命を削ってこのゲームを完成させてくれてありがとうございます。
「スマブラWiiUがすごい50の理由」とワールドスマッシュの件はもう忘れようと思います。
初心者に優しくないとかなんとか物議を醸してましたが個人的には何も言うことないです。息長く楽しめる対戦ゲームになってくれると信じています。
1位 YANKAI'S PEAK
プラットフォーム:iOS
ジャンル:パズル
評価:10.0/10.0
三角錐を動かして所定の場所に配置する、近年稀に見るアブストラクトパズルの傑作。ステージ毎に命名されたテーマ、徐々に増えていくギミック、お値段を遥かに上回るボリューム、非の打ち所無し。パズル好きならやれ。
正直アブストラクトパズルって物理演算系も含め色々やり過ぎてもはや飽きかけてるジャンルなんだけど、これは本当に衝撃だった。
アブストラクトとは言ったものの、ワールド・ステージセレクトから各ステージ・テーマまで全てにおいて一貫したコンセプトには製作者の美意識を大いに感じる。
パズル好きなら頼むから遊んでください。
1位 Celeste
プラットフォーム:Nintendo Switch
ジャンル:アクション
評価:10.0/10.0
今年TOP3に入るであろう神ゲー。とりあえずこれを読んでくれ。
kakuzetsu.hatenablog.com
人生で指折りのフェイバリットゲームに今年も出会ってしまった…。
ボリュームもさることながら、ただの高難易度アクションゲームでは終わらない世界観の味わい深さがあります。
BGMも最高。クリアした後即サントラをダウンロード購入したくらい。
総評
2018年は70程度のゲームを遊びました。50もいってないかなと思ってたんですが数えて思ったより多くてビックリ。
ランキングを見ればもはや自明ですが、昨年に引き続き良質なインディーゲームがNintendoSwitchへ続々と移植される恩恵を相変わらず多大に受けた1年でした。外出中に遊べるのは勿論、家の中の好きな所で遊べるというのが個人的にかなり重宝しています。
今年に限った話じゃないですが過去作品のリメイク・リマスターはめちゃくちゃ多かったですね。自分くらいの世代が狙い撃ちされている感は否めないですが、(某○剣伝説2みたいな事にならなければ)やっぱり面白いものはいつまで経っても面白い。すばらしきこのせかいや大神を遊んで、最新のゲーム機で画質やユーザビリティの向上した名作を遊べる、というのはそれだけで価値がある事だなと実感しました。年明けには逆転裁判123やキャサリン・フルボディも控えているし、しばらくこの流れは止みそうにないですね。
また、半年間の休業中はそこそこ時間があったので、気になってはいたけどこれまでスルーしてきたゲームなんかも遊んでみたんですが、やっぱりスルーしてきたものには相応の理由があったというのをわからされただけでした。9月~10月はそのせいでだいぶ気が滅入っていた…。
2019年はそういうの無しで、純粋に気になるとか面白そうとかそう思えるゲームだけを遊んでいこうと思います!!!
過去記事はこちら
■2018年下期 kakuzetsu.hatenablog.com
■2018年上期 kakuzetsu.hatenablog.com
■2017年GOTY kakuzetsu.hatenablog.com
■2016年GOTY kakuzetsu.hatenablog.com